鶴岡に梅が咲く頃、
9月22日の5周年を機に、前から造りたいと思っていた「喫茶コーナー」をどうしてもやりたくなった。
今が、「その時期」だと思った。どうしても今やりたい。
増築して造る「喫茶コーナー」のスペースは、本体のログハウスと調和する
木を使ったアメリカンな建物にしたいと思う。
4年前に行ったボストンで見た可愛いお家が忘れられない。
あんな感じにしたいんだけど、私の中でもうる覚えになった記憶を、
きちんと大工さんに伝えられるほど、自分の中での構想がまとまっていなかった。
やっぱり、アメリカに行こう!
ひろちゃん(夫)に今春、アメリカに行きたいと言ってみた。
会社員の彼は、そんな長い休み(1週間)は、今は絶対取れないという。
ん〜〜ちょっと悩んだけど、すぐに決まった。
じゃあ。私ひとりで行って来るよ!!
今までにアメリカに行ったのは、4回だけど、必ず二人で行っていた。
いつも、頼りにしていたんだと思う。
全てお任せしてたつもりじゃなかったけど、
ひろちゃんが居れば、何も怖い事なんか起こらないような気がしてた。
だから、不安なんか ちっとも無くって、
現地に行ってからも、時差で寝れないのはひろちゃんで、
私は、初日からグースカ熟睡していた。
そんな私だったのに、不思議と今回一人で行かないといけないという理由で、止めようと思う気は、全く生まれなかった。
それより、とにかく、今、どうしても行きたかった。
いま行かずに、喫茶コーナーを増築して、後で後悔する事の方が、ずっと怖かった。
そして、まずは、パヂューカキルトショーのツアーに参加しようと考えた。
だけど、すでにいっぱい。キャンセル待ちも16番目。
私が行きたいのは、田舎町。
大手の旅行会社主催のツアーは、大都会ばかり。
もう、こうなったら、一人でレンタカー借りてボストン行って来る!
と、ひろちゃんに言ったら、それだけは止めてくれ!と、反対された。
う〜む、やっぱりか。。。と思ったけど、
「助けに行けないから」と、言われたのには、ちょっと うるっと来た。
ああ〜もう、何もかも全滅。
今回はアメリカ行けないかも。。。と意気消沈。
たまたま、その頃ブログでお友達になった、アメリカ・サンディエゴに住むあさみさんが、
「全滅なんて言わないで!きっと何かしら手があるはず!」
と、言ってくれた。
なんだか、パッと頭の上が明るくなった。
そうだよね!そうだよね!!
と、今までとキーワードを変更して検索。
アメリカ カントリー ツアー
そしたら、たまたま出て来たのが、
関西に住む、カントリーミュージシャン『稲葉和裕さんと一緒に行くアメリカ南部の旅』のツアー。
うわ!!うわ!うわ!うわぁ〜〜〜っ!!
あったぁ〜っっ!!
高校生の頃、ひろちゃんと山に行って、カブト虫を探しまくったけど見つからなくって、
場所を移して、川辺に行ったら、あっさり見つかった時と同じ感動。
探せばあるんだと思った。
ツアーといえば、大手の旅行会社しか思い浮かばなかった。
神様は、私に味方してくれてるように思った。
諦めなくて良かった。
今回で8回目となる、そのツアーは、最大でも10名限定。
今までの様子の写真を見ると、ちょっと年齢層が高そう。。
母達の年代っぽい。
稲葉さんは、ギター教室やライブをしてる方だし、きっと生徒さんやファンの方が来るんじゃないかな、
そんな中に、山形からひょっこり、37歳の何も関係の無い私がお邪魔しても良いのだろうか?
出発まで一抹の不安はあったけど、それよりも、ワクワクの方が大きかった。
その旅は、デトロイトまで一人で行くという事から始まった。
他のメンバー4人は、関空出発だったので、
成田から出発した私は、デトロイト空港の乗り換え口で落ち合う事になった。
そして、会った瞬間、不安は一気に吹き飛び、ワクワクが倍増!
第一印象が素敵な、4人の方々と、8日間のツアーが始まりました。
右(奥)から
三武さん。
すごく楽しい方。ずっとみんなを笑わせてくれた。
アメリカの空港に着いてすぐ、私のスーツケースが壊れていた事の処置で
皆さんをお待たせしてしまって申し訳ないなぁ〜と思い、謝ったら、
三武さんが、「あなたのせいじゃないですよ!」と、明るく言ってくれたので、
とても気が楽になった。
お酒が好きな方。
今回、お酒を飲む方が少なくて、私はちょっと遠慮気味に飲んでたんだけど、
ちらっと見たら、三武さんもおかわりしてたので、
気兼ねなく、2杯目にいけました。(笑)
稲葉和裕さん。
このツアーの企画者で神戸のブルーグラスミュージシャン。
ヴォーカルはもちろん、バンジョー、ギター、フィドル、
何でも出来るマルチな方。
私は、全く知らなくて行ったんだけど、実は、すごい人だったという事が、ジワジワ分かった。
詳しくは稲葉さんのHPをご覧下さい。
稲葉さんは、みんなに平等にしてくれて、気を使ってくれてるんだけど、気を使ってるように見せない。
そういう気の使い方は、大人だなぁ〜と、思った。
ミュージシャンだから・・・?か、どうか分からないけど、アイコンタクトがとっても上手!
目で語る人だと思った。(笑)
佐藤さん。
アメリカに着いてホテルにチェックイン前、「お腹すいてる?」と聞かれたんだけど、
飛行機の疲れもあって、食べなくても平気な気がしたので、減ってないと答えた。
でも、他の方たちは関空からアメリカに来て一度食事してて、私だけ何も食べてなかったから、
多分、私が気を使って減ってないと言ったのだと思ってくれたみたいで、
ハンバーガーを注文して、半分私にくれた。
食べてみたら、美味しくて、やっぱり私はお腹が減ってたんだと気付いた。
こういう所も、大人の人の優しさだなぁ〜と、思った。
私。
そして、左端がよしとみさん。
大阪でステンドグラスの工房を持ってて、教室をしたり、
ステンドグラスを製作されている方。
初めて会った人と、同じ部屋に寝るというのは、初めての体験だったからドキドキだったけど、
相手がよしとみさんで、本当に良かったと思った。
すごく話しやすく、とても気の回る方で、
部屋で二人っきりの時も、ご自身の事も隠さずに話してくれたので、
私も、自分自身の事を、話す事が出来た。
初めて会った人に、話した事の無いような事まで。。
よしとみさんの工房のHP
《今回の旅の日程》
5月22日(月)
庄内空港→羽田空港→成田空港→デトロイト空港
ツアーメンバーと合流。
デトロイト空港→メンフィス空港→モントゴメリー空港
ホテルへ
5月23日(火)
ハンクウィリアムス博物館
アラバマ州議事堂
ハンクウィリアムスの墓地
5月24日(水)
オールドアラバマタウン
ハンクウィリアムスの少年期の博物館
もう一度、ハンクの墓地
5月25日(木)
レンタカーでインターステイト65号線を北上。
8時間程のドライブでナッシュヴィルに到着。
ステーションイン(ライブハウス)
5月26日(金)
ライマン公会堂
グルーン・ギターズ(楽器屋さん)
アンティークの町 フランクリン
バディ・スパイカーさんのスタジオ
ステーションイン
5月27日(土)
カントリー音楽博物館
ハッチショー・プリント
オープリーミル(ショッピングモール)
グランド・オール・オープリー鑑賞
5月28日(日)
ナッシュビル空港→デトロイト空港
ツアーメンバーとお別れ
デトロイト空港→成田空港
5月29日(月)
成田空港着
5月30日(火)
羽田空港→庄内空港
話したい事が沢山あって何から話して良いか・・・・
まずは、今回食べた物の話から行きますか!(笑)
行きの機内食。
しばらく食べられないから、「ビビンバ」をチョイス。
日本にもある「SUBWAY」のサンドイッチ。
アメリカといえば、ホットドッグ。
南部名物なまずのフライ。
カレー風味のガンボ。
日本食のお店にも連れっててもらった。
まさか、ナッシュヴィルでこんなに美味しいお寿司と日本酒が呑めるとは・・・(感涙)
朝食に食べたフルーツが美味しかった。
オレンジと同じ位のいちご!
喉が渇いた時のビールは最高!!!
写真撮らせて!ってお願いしたら、はにかんでポーズ取ってくれた女の子。
可愛かった〜 頼んだのは、チョコミント♪
このアイス屋さんは、アンティークのおもちゃが沢山飾ってあった。
昔の駄菓子屋さんみたい!
でっかいピザ。みんなで食べたんだよ。具沢山で美味いっ!!
野菜のスープ(トマト風味)
ニューイングランドクラムチャウダー
ビールのつまみに最高だったフライドチキン。
このお店は、こんなお姉ちゃん達(ピチピチ)が運んできてくれます。
そう言えば、このピチピチのお姉ちゃんに、ビールを頼んだら、IDを見せてと言われた。
ハタチ以下だと思われたらしい。嬉しい〜〜〜♪
別の店で、ビールを買おうとしたら、おばちゃんに、「まさかハタチ以下じゃないでしょ?」と、
冗談っぽく言われ、37と言ったら、
ホントに?27じゃなくってホントに37??と、念を押された。
日本人は若く見られがちだけど。うふふ♪嬉しかったぁ〜〜♪
この・・・うぅ〜写真見ただけでよだれ。。
この、スペアリブ、最っっっ高ぉ〜に美味しかったよぉぉ!!
子豚の肉なんだって。軟らかくって、ホロホロ〜
ビールにグー!!
いよいよ、ここからです!
私の第一の目標、「アメリカの家を沢山見る!」を知って、
多分 私の為に稲葉さんが連れてってくれたんだと思う、
(私は、そう思ってる) オールドアラバマタウン。
ここは、19世紀にアラバマ州のあちこちにあった建物を、
集結して、観光地になっているところです。
家の中も、当時の家具や食器が生活していたままに展示されていました。
もぉ〜何もかも可愛かった。
1ヶ月で良いから、なんでもするから、ここに住みたかった。
その後、現在の町並みを見て、今の家も沢山見る事が出来たけど、
やっぱり、私はオールドアラバマタウンで見たような、昔の家が好きなんだと思った。
| オールドアラバマタウンの中で、 この男の人が当時の服装で フィドルを演奏してくれました。 家の前にちょこんと座って、さらっとフィドルを取り出して演奏する姿に、心がうわぁ〜♪っとなりました。 ウキウキわくわくするブルーグラスのフィドルを私も弾いてみたい!! という想いが、ここで湧き上がったんです!! |
||
ここからは、アメリカで見た植物。
アラバマ州モントゴメリーの町に沢山咲いてた さるすべり。
たいようの日差しを浴びて、真っ赤なベゴニア。
写ってないけど、リスがいた公園。
町の道端にどんぐり。
松の木肌。
あちこちに咲いてたランタナ。
シャロンのバラ。
紫陽花も、日本と違うく見えるんだけど同じだった。
聞いたら、ライラックだと言う。
それが、こんな大木なの。
素敵〜!こんな土地がある事がまず素敵☆
なんだろう?実がいっぱい成ってた。
とかげ発見!!喉のピンクがキレイ☆
松葉ボタンもアメリカで見ると、違って見える。
町で見つけたいろいろ。
駅の中の大きなステンドグラス。
アメリカはお墓まで、何だか可愛い♪
カラフルな花と犬の置物が添えてあった。
アラバマ州議事堂。
暗くなる時間も遅くて、8時位になってやっと真っ暗になった。
消火器の色まで可愛い!
ポーチにロッキングチェアーとブランコ。
のんびりした時間が流れます。
プゥー!!あ!列車が来た!
急げ急げ!!
走って走って。
70以上も続く、長い長い貨物列車。
ハンクウィリアムスが初めてコンテストに優勝した、
ジアナシアターの館長さん(右)と、お友達。
で、お孫さん。
そして、お孫さんの現在。
可愛い〜〜!!
ちょっと嫌がってる?(笑)体が傾いてますけど・・・
今は使われていない駅の倉庫。
良い味の、木になってますね。
教会のステンドグラス。
中から見たら、どんな風に見えるんだろう?
こんな赤土の塊。
持って帰れるのなら、SpringFlavorの周りに敷きたい。
アラバマ州からテネシー州に移動中。
右の青い看板が、「ここからテネシーだよ」の看板。
ここからナッシュヴィル。
ロボットみたいな動きをするおじさん。
呼ばれて行ったらネックレスを首にかけてくれた。
記念撮影。もちろん、この後、お金をねだられるのだけど。
アメリカのトイレの仕切りは布だけって所が意外に多い。
慣れたら、なんでもないんだけど、最初はえ??って感じ。
昼間っからカントリーミュージックの演奏があるライブハウス。
昼間っからビール呑んでます♪
ゴミ収集車。珍しいから、もう何でも撮っちゃう!!
「メロウ・マッシュルーム・ピッツア」というお店のレジカウンター。
遊び心満点!
さりげなく置かれてる看板もカッコイイ!
たまたま結婚式をしてた。
綺麗な花嫁さん。
ナッシュヴィルの町には、こんなお洒落さんも、あちこちに。
ハッチ・ショープリント(印刷屋さん)で気持ち良さそうにお昼寝中。
ホテルの前にあった結婚したばかりの人達の車。
こんな旗を付けて。幸せそう〜〜♪
もっともっと、ここに書き切れないほどの楽しい事、為になった事、感動した事があります。
ハンクウィリアムスとブルーグラスについても書こうと思ったけど、
あまりにも強烈で、文章にまとめる自信がありません。
興味のある方は、是非お会いした時にお話しましょう!
長々、読んでくれてありがとう。
今回の旅は、37歳の人生の中で、大冒険だったけど、思い切って行ってみて本当に良かったと思いました。
自分で勝手に想像して心配した事は、全く必要なくて、
行ってみれば(やってみれば)どうって事は無いって事があるんだ。
そして、プラス、貴重な経験もプレゼントしてくれる。
私は今まで、自分でつまらない人生にしそうになってた気がする。
37歳のこの時点で、その事に気が付けた事、本当に良かったと思ってます。